トップページ » 松田ウキ特集
松田ウキの性能の秘密はボディ形状だけではなく、計算と実釣を繰り返しすことで導き出されたウキの構造・鉛バランスにあります。 ウキはサシエサを喰わせるためにあるという理論のもとに在るべき性能が徹底追求され、完成された円錐ウキそれが松田ウキなのです。 その素材はもちろんのこと、ヘッドや特殊なオモリを内蔵した本体底部、そのひとつひとつのパーツが互いにバランスを取り合い、まるでひとつの生命体のごとく機能する究極のウキ、それが松田ウキなのです。
釣具のヤマトと松田ウキとの出会いは、平成に年号が変わった頃のことだったかと記憶しています。
当時、営業のスタッフがいなかった松田工房(以下、M&M)にサンラインの社員さんがに入社されました。この担当のセールスが当店に訪れ、松田ウキを紹介して頂いて以来今日までお取引をさせて頂いています。
松田稔名人はこの当時すでに、釣業界では名前が知れ渡っており、「阿波の鬼才」としてトップトナメンターの座に昇りつめていました。
松田ウキも既に初代にあたる「松次郎」(右画像参照)という名の、当時としても高額な3,600円もするウキが発売されていて、その謳い文句は「究極のバランス感覚で水面下の情報を的確に伝えてくれる」というものでした。
私自身も半信半疑ながら実釣で使ってみることにしましたが、このウキの座りや潮なじみの良さ、さらにはハリスが馴染むとククッと傾き、二枚潮の時などでもサシエが風でついた表層の流れに乗らず、まるで物事の本質を掴むかのように、タナの潮を捉えてサシエを運び、サシエ先行になるのが手に取るように分かるのです。
これまでの円錐ウキの欠点がすべて克服された完成度に、今までにない驚きと感動を覚えたあの日のことを今でも鮮明に記憶しています。
それからというもの、このウキを使い釣り友と並んで競っても、歴然たる釣果の差。ヒットの確率もピストルとライフルほども違い、私自身何度も松次郎を使ってライバルに差を付けたものです。
その後、松次郎から松三郎(2,300円)が発表され、松次郎別作・遠投が発表されたこの二種類のウキからウキ止め糸をVの字に結ぶ松田式で誘導式から固定式にもなる2段パイプが初めて採用されました。
それらの卓越した性能と、松田氏のアイディアにはフカセ師の誰もが驚嘆とともにその実力を認めざるを得ないものでした。
それから松次郎・別作/遠投を経て、V字形状鉛はより鋭角に研ぎ澄まされ、2段パイプがさらに低く設定されることでより低支点となった、松山(しょうざん)シリーズが満を持して登場し、現在では二段パイプのコストパフォーマンス性が追求された松飛・別作なども発売されています。
ただ、個人的に言ってしまうと、松飛・別作と松山シリーズとを比べると、やはり搭載されている2段パイプの低さや、大きさ、自重の差も大きく、どうしても性能として、松山シリーズに一歩譲ってしまっているように感じます。
理想としては、感度の研ぎ澄まされた設計の松山やピエル、それもMサイズを積極的に使用されること・・・とは言え、松山や松山ピエルは1ヶ4,000円を超えるウキにしてはなかなかに高価なもの。
しかし今回、松山や松山ピエルの原型ともなり、この2つに勝るとも劣らぬ性能を持つ、『松次郎 別作/遠投』の2ラインナップが想像を超える驚きの価格で復活、これは恐らく当店だけのはず・・・!!
松次郎 別作は、SICリングこそ搭載されていないものの、松山シリーズと同じくタナが少々深くても固定ウキ感覚でライン操作が行える『2段パイプ』が初めて搭載されたモデルなのです。
松次郎・遠投は、自重は松次郎・別作とほとんど変わりませんが、空気抵抗を少なくするために縦長に設計されているため、松次郎・別作と比較して2割程度の遠投が効くモデルのため、少し離れたポイントを狙うのに有効です。
松次郎 別作/遠投は松山や松山ピエル、松飛・別作などと同じく白いハチマキ状の帯が塗装されたことで、実際のサイズより大きく見え、高い視認性を発揮すると共に、V字形状鉛との相乗効果でサシ餌の方向を的確に伝達します。
この松次郎は別作、遠投共に、松山や松山ピエルのMサイズに次ぐ軽さ(Mサイズと、Lサイズの中間程度)で、2段パイプが採用され、白帯が施されている松田ウキの中では、松山シリーズの次に実釣性能を持っています。
ただひとつsicリングが搭載されていないものの、大きさや自重、遠投性、耐久性やコストなどのトータル的なバランスで考えて見ると、松山シリーズよりもバランスの取れたウキはむしろこの『松次郎 別作/遠投』なのではないかと勝手に思っています。
実際に、私が一番愛用して使っているのは、松山ではなく、松次郎・別作や松次郎・遠投の二種類だったりします。
松田ウキを使ったことがない方にも、松山を買おうと思ってはいるもののなかなか手が届かないという方も、特別価格での販売は今回かぎりなので、ぜひとも一度お買い上げ頂き、実際にお試し下さい!
鬼才・松田稔氏曰く、発泡のウキはFRP船、一方国産の和桐を使用している松田ウキは木造船、しかも木目の揃った和桐や松材を厳選し素材に採用されているため、ウキがフラフラせずピタッと安定します。
それによって、風が吹くことで起こる海面の波にもさらわれず、本来の層の潮をしっかりと捉えます。
円錐状のウキに対して棒状の鉛が使用されていた従来のウキは、いくら下部に重心を置いても起き上がりこぼしのようにボコボコと跳ね上がってしまい、安定しません。しかし、松田ウキシリーズに内蔵されている「V字形状鉛」は、底重心を保ちながら、サシエに引かれ自然な揺りかごの動きにも似た傾きを表現し、二枚潮や、三枚潮の状況下でもサシエの方向はもちろん、餌取りやグレにサシエが食われたかどうかまでを確実に捉え、釣り人へと伝えます。
また、V字形状鉛には精度ランクが三段階に分かれており、それに伴ってウキの感度・伝達力も左右されます。
V字形状鉛は松山や松山ピエルには「精度ランクA」の鉛が、松次郎や、松三郎・別作、松飛、松飛・別作には「精度ランクB」の鉛が、松五郎、松三郎II、松三郎には「精度ランクC」の鉛がそれぞれ搭載されています。
ウキを抑えるシモリ玉を、頭部ではなく底部で受けとめるために開発された低支点特許構造の「2段パイプ」。
これにより、遊動時も重心がスッと安定し、わずかな支点のブレも発生させません。
また、魚が引っ張ってもウキにブレがないため違和感なく喰い込み、ヘラウキのようなきれいなアタリが出やすくなります。
松山や松山ピエルにはより低重心の理想的な「4~5mm」の2段パイプが搭載され、松飛・別作や松次郎・別作、松次郎・遠投)、松三郎・別作には「5~7mm」の2段パイプが搭載されています。
松次郎や松三郎、松飛、松三郎II、松五郎はストレートパイプ仕様で、ウキの頭にシモリ玉が留まるようになっております。
松田ウキの塗装には、木製のウキの特性を活かすキメの細かいカシューと呼ばれる工業用漆を一度塗った後に耐水ペーパーで磨き上げるという作業を何度も繰り返されて行われています。
ヘッドにはカラー塗装、そして仕上げにはクリア塗装が行われますが、その都度その都度ペーパー掛けが行われており、その回数は塗りだけでも実に12回にも及びます。
これによって、松田ウキの最大の特徴である和桐による安定感と、真骨頂とも呼べる2つの特許構造『V字形状鉛』『2段パイプ』の性能が最大限に発揮されるのです。
さらに、ウキ止め糸を松田式のV字に結ぶことによって、遊動でありながら固定感覚で操作することもでき、固定仕掛けとして使用する場合でも、止め楊子が不要なため、さらに重心バランスに優れ、糸スベリも抜群。なにより、深ダナでも仕掛けなじみが非常に早く、ストレートパイプの3倍の早さで釣れる状態を作り出します。
松田ウキはすべての製品において、厳格な浮力検査が行われ、表示オモリを掛ければ、0号ウキになるよう「残存浮力0」設定がなされています。特に松山・松山ピエルや松五郎のL・LLサイズには5-5、6-6など、さらに精度が高く、製造難度も高い浮力設定も実現されています。
ただし、潮の状況は一定ではない為、状況によっては微小オモリで調整されることをおすすめします。
独特のソロバンヘッドは、エサが先行してうまく仕掛けが張れていればウキのヘッドはこちらに傾き大きく見え、逆にウキが先行していればウキのヘッドはほとんどみえなくなるという仕組みとなっており、ウキの傾き、そして海面下の仕掛けの状態を瞬時に確認できる、便利な形状です。
また、松山・松山ピエルには白いハチマキが採用されており、レンズ効果で実際のサイズよりも大きく見えるため、傾きなどの視認性がさらにアップされています。
ウキの頭部に搭載されたSICリングが抜群の糸すべりが実現し、松田式のV字ウキ止め糸を確実に止めるので潮流の速い釣り場や、竿1本~2本の深いタナでも固定仕掛け特有の「張り」や「誘い」が行えるため、再度仕掛けをなじませることが困難な状況において確実に釣果に直結します。
(松山、松山ピエル、松飛・別作に搭載)
繊細なアタリを明確に伝える新ヘッド構造の対尾長ウキ!
喰い渋った状況でも違和感を与えず、シビアなアタリを伝えるためにシェイプアップされた細身ボディが繊細なアタリを釣り人に伝え、ターゲットとなる魚を確実に掛ける事に重きをおかれた感度重視のニューハイエンドモデル。
朱のヘッド構造とイエローグリーンの塗装が施されたトップによってさらなる視認性をもたらし、馴染んだ仕掛けの方向や本層の潮の流れを的確に釣り人に伝達します。
繊細なアタリを明確に伝える新ヘッド構造の対尾長ウキ!
喰い渋った状況でも違和感を与えず、シビアなアタリを伝えるためにシェイプアップされた細身ボディが繊細なアタリを釣り人に伝え、ターゲットとなる魚を確実に掛ける事に重きをおかれた感度重視のニューハイエンドモデル。
イエローグリーンのヘッド構造と朱の塗装が施されたトップによって抜群の視認性をもたらし、馴染んだ仕掛けの方向や本層の潮の流れを的確に釣り人に伝達します。
ステルスブルーカラーに帯グリーンが着彩された低光量時に力を発揮する高視認性モデル!
グレのみに特化せず、自重を持たせたオールラウンダーな松山。
サイズも一新し、MとLの中間のサイズで仕上げられています。
松山の特徴でもある超低重心2段パイプ、潮のなじみを捉えるつや消しコーティングなど、松山ならではの高感度モデルです。また、高視認性のピエルヘッド、さらにボディは魚に警戒心を与えないステルスブルーのハイスペックモデル。
ステルスブルーカラーのオールラウンドモデル!
グレのみに特化せず、自重を持たせたオールラウンダーな松山。
サイズも一新し、MとLの中間のサイズで仕上げられています。
松山の特徴でもある超低重心2段パイプ、潮のなじみを捉えるつや消しコーティングなど、松山ならではの高感度モデルです。また、高視認性のピエルヘッド、さらにボディは魚に警戒心を与えないステルスブルーのハイスペック仕様。
別作松飛をベースとしながら小型化と遠投性能の両立が実現された特別仕様!
松山ピエルのオキアミ同調カラー。
撒き餌を浅ダナで捕食するスレた尾長グレは、ウキ下部のカラーが過敏に反応すると実感した鬼才の答えがこのカラー採用の理由。
グレが違和感を感じないぎりぎりまでの重量をウキに持たせ、グレ対応のウキに比べて荒天時の使用感も格段に向上、浅ダナのグレに特化したモデルに仕上げられています。
別作松飛をベースとしながら小型化と遠投性能の両立が実現された特別仕様!
よりシェイプに磨きをかけ、シビアなグレにも対応するステルスカラーモデル。
現行の松飛シリーズよりも小さく仕上げられたことで、ウキの抵抗を最小限に抑え、僅かなアタリものがしません。
小さいボディながら、遠投性にも優れた(松三郎II対比約1.4倍)スペシャルモデルです。
遠投性能に優れる松飛・別作にピエルカラー登場!
松田ウキ随一の遠投性能をもつ松飛に2段パイプや、SICリング、白帯塗装などが施された、松飛の別作モデルのヘッドにピエルカラーが施され、視認性が向上!
荒天候や激流などのタフコンディションなフィールドでの使用に最適です。
OGカラーがマヅメ時に抜群の効果を効果を発揮!
最高の品質と、実釣性能が追究された松山ピエルの白帯をイエローグリーンにすることで、曇天やマヅメ時の光量の低いコンディションでの視認性が高められたカラー。
抜群の安定感と感度を誇る"V字形状鉛"や、2段パイプ。松田式のウキ止めを実現するSICリングなど、釣るための性能が集約された至高の逸品。
松山の性能をそのままに、全天候型の視認性に優れたピエルカラー!
最高の品質と、実釣性能が追究された松山の視認性を高めるため、ヘッドにイエローグリーンの切替塗装が施されたモデル。
抜群の安定感と感度を誇る"V字形状鉛"や、2段パイプ。松田式のウキ止めを実現するSICリングなど、釣るための性能が集約された至高の逸品。
松田ウキの性能が集約された、最高峰の実釣性能!
最高の品質と、実釣性能が追究された松田ウキ最高クラスの性能が実現されたウキ。
抜群の安定感と感度を誇る"V字形状鉛"や、2段パイプ。松田式のウキ止めを実現するSICリングなど、釣るための性能が集約された至高の逸品。
SICリング、白帯、2段パイプと限りなく松山に近づいた、コストパフォーマンスモデル
【5ヶ以上でオトクな割引価格!】 松田ウキ 松飛・別作
松田ウキ随一の遠投性能をもつ松飛に2段パイプや、SICリング、白帯塗装などが施された、松飛の別作モデル。
荒天候や激流などのタフコンディションなフィールドでの使用に最適です。
松田ウキシリーズ随一の遠投性能!悪天候にも耐えうる実釣性能
【5ヶ以上でオトクな割引価格!】 松田ウキ 松飛
松田ウキ随一の遠投性能をもつ、荒天候や激流などのタフコンディション向けのモデル。
大きく自重のあるウキにありがちなレスポンスの悪さもなく、素直に馴染み、傾き、スムーズに消しこむため、初心者にもおすすめのモデル。
松田ウキで唯一、松材使用の遠投モデル!
【5ヶ以上でオトクな割引価格!】 松田ウキ 松三郎II
従来の桐材よりも自重があり、なおかつ硬い松材が採用された遠投向けモデル。
小さいサイズながらも自重があるため、松次郎・遠投並みの遠投力を持っています。
また、塗装には松山同様、つや消し塗装が施されており、潮受け、潮馴染み抜群。
飛ばしやすく、扱いやすいハイコストパフォーマンス!
松田ウキシリーズの中で最もコストパフォーマンスに優れる円錐タイプのウキ。
基本性能については従来の松田ウキと遜色のない仕様となっております。