ダイワ 20トーナメントISO AGS
商品ID:20tournament-iso_ags
軽さと感度の『AGS』 TYPE-0(ゼロ)が、STRESS“0”の世界を切り拓く
軽さと感度を追求し続けてきた『AGS』の進化は止まらない。2020年に登場する画期的な『AGS』TYPE-0(ゼロ)は、ゼロ形状リングを搭載することでさらにスムーズなライン放出性能を実現。
またガイド自体を適切な傾斜角度にセッティングすることで、糸絡み抑制性能も大きく向上。『AGS』 TYPE-0(ゼロ)が、新たなるSTRESS“0”の世界を切り拓く。
美しい曲がりへのこだわり
従来から搭載されていた「V-JOINT」を進化させ、スムーズな曲がりに強さと軽さを併せ持つ「V-JOINTα」を採用。
これまでよりも粘りを重視した胴調子にセッティングしながら、スムーズな曲がりの視点移動を実現することでグレの引きの大きさに応じて違和感を与えることなく、適度なテンションを与え続けることを可能にした。
スタイルに応じた長さ・調子へのこだわり
NEW TOURNAMENT AGSには3種類の長さと調子が存在する。メガトップモデルの50と53、そして競技モデルの51SMT、それぞれ粘靭ブランクスの設計思想は共通であり、磯竿の王道を具現化した調子ながら、使用されるシチュエーションや求められる機能によって最適なものとすべく、こだわりのセッティングを施した。
品名 | 特徴 |
50 | 高い操作性を活かし、繊細な仕掛けの投入精度で主に磯際を丁寧に攻めるスタイルに向いたレングスは一方で掛けたグレとの距離が近く、一気に磯際を突進するグレを止められるかが勝負の分かれ目となる。50モデルは掛けた瞬間の引きで竿が立てにくい状況でも竿全体でグレの引きを受け止められるよう他のモデルよりもより胴調子に設定。竿を寝かせた状態でのやり取りを得意とするようセッティングされている。 |
53 | 53モデルは足場の高い磯、本流など仕掛けを自然に流してグレを掛け、竿サバキでコントロールしながらやり取りするスタイルに向いたレングス。沖で掛けたグレとは竿を立てた状態でのやり取りとなり、粘りと共に途中のシモリなどをかわすための高い誘導性能が求められる。NEW TOURNAMENT ISO AGSは竿を立てて絞った際に大きく美しい弧を描く調子を追求。一方で単なる胴調子でなく、手元部に強靭さを与え、守りと攻めを明確にコントロールしながら常に主導権を得たやり取りを可能とする調子を追求した。 |
競技(51SMTモデル) | NEW TOURNAMENT ISO AGS 競技は『SMT』のメリットである感度を活かした繊細な竿操作と、素早くそして確実に獲るための新たなレングスを採用。マキエと同調させていく釣りは勿論、仕掛けを止めて掛けるなど指先のような竿操作が可能な調子を追求。掛けるまでは操作性重視の先調子の味付けながら、掛けてからは短くても竿の突っ張り感が無く、細ハリスにも対応できるよう、より早い段階で胴に入る独特のセッティングが施されている。 |
規格 | 標準自重 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 先径/元径 | 錘負荷適合ライン (号|ナイロン) |
カーボン含有率 | |
1-53・R | 193g | 5.3m | 5本 | 115 | 0.8/18.1mm | 1-3 | 0.8-3 | 98% |
1.25-50・R | 191g | 5.0m | 110 | 0.8/18.1mm | 1-4 | 1-3 | ||
1.25-53・R | 196g | 5.3m | 115 | 0.8/18.1mm | 1-4 | 1-3 | ||
1.5-50・R | 195g | 5.0m | 110 | 0.8/18.1mm | 1.5-4 | 1.2-4 | ||
1.5-53・R | 200g | 5.3m | 115 | 0.8/18.1mm | 1.5-4 | 1.2-4 | ||
1.75-50・R | 210g | 5.0m | 110 | 0.8/18.1mm | 1.5-5 | 1.7-4 | ||
1.75-53・R | 216g | 5.3m | 116 | 0.8/18.1mm | 1.5-5 | 1.7-4 | ||
2-50・R | 216g | 5.0m | 110 | 0.9/18.1mm | 2-6 | 2-5 | ||
2-53・R | 225g | 5.3m | 117 | 0.9/18.1mm | 2-6 | 2-5 | ||
競技1.25-51SMT・R | 200g | 5.1m | 118 | 0.6/18.1mm | 1-4 | 1-3 | ||
競技1.5-51SMT・R | 204g | 5.1m | 118 | 0.6/18.1mm | 1.5-4 | 1.2-4 |
しなやかに強引をいなし浮かせて獲る、粘り強い胴調子/山元 隆史
NEW TOURNAMENT ISO AGSは一言でいうと「釣り人に余裕を与えてくれる竿」です。開発にあたり重視したのは「大型グレの強烈な突進を竿全体で受け止める」「やり取り中テンションを掛け続け、より早く魚を浮かせる」といった点です。
特に僕のホームグラウンドである四国西南部は大型の尾長グレが釣れるポイントが沢山あり、その魅力に魅せられ足繁く通っています。そんなエリアで培ってきた大物と対峙するために必要な性能がこの竿には備わっており、テストでは実際に60cmオーバーの尾長も仕留めることができ、ポテンシャルの高さを実証できました。
最もこだわったのは美しい弧を描くような竿のセッティングです。その中でも♯2番節の元側を若干硬めに設定することで、仕掛けの操作性と合わせのフッキング力を高めたり、逆に♯3番節~♯4番節をやや曲がりこむよう改善し、グレの突進をしっかり受け止めながら♯5番節で操作するなど、各パーツが実釣でどのように機能しているかを確認しました。
掛けてから取り込むまで、グレとの位置関係が変わっても竿が一定のテンションを与え続けるようなセッティングに仕上げています。このNEW TOURNAMENT ISO AGSはこれからの磯竿の王道調子となることを確信しています。
是非その違いを体感してください。