LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

ネームシート・ステッカーの貼り方

2014年6月15日(日)

釣具のヤマト ネームシートステッカー

今日は父の日!ここ数日は新製品の入荷も伴ってバッカンやバッグへのネーム入れの依頼が増えておりました。


当店のネーム入れサービスはバッカンやバッグと併せてご注文頂くと、基本的に当店にて施工させて頂いております。

ただ、既にお持ちのタックルなどにネームをお入れする場合、当店での施工ではなく、お客さまご自身で行って頂く必要があります。

今回は、お客さまがご自身でネームシートやステッカーを貼る際の参考になればと思い、ステッカーの貼り方を順を追ってご説明したいと思います。

はじめに...

カッティングシートのカス取り中の様子です。

当店のネームシートはカッティングシートを切り出したものです。
カッティングシートは基本的にプロッターと呼ばれるプリンタの技術が応用された機械で輪郭を切り取り、その後人の手を使って余ったシート部分を剥がしていきます。
余りを剥がし終えたら、シートの上から転写用のリタックシート(以下、リタック)を被せてスキージーと呼ばれる専用のプラスチック製のヘラを使って、リタックを上から強く擦り、カッティングシートをリタックに定着させていきます。

また、当店のネームシートは渡船時のタックル同士の衝突や磯の岩肌にタックルが擦られることを想定し、3M社製の強粘着製の保護シートを採用しています。
このシートによって、前述しましたとおり、渡船時の衝撃や、磯の岩肌との摩擦でもネームシートが剥げにくくなり、タックルの買い替え時期まで末永くネームを定着させることができます。


1.ネームシート・ステッカーを貼る面をよく拭く

シートを接着する面をしっかりと拭いて、汚れやホコリを取り除きます。

タックルのネームシート・ステッカーを貼る面を、アルコールなどでよく拭き、埃などをしっかり取り除きます。
特にバッカンなどのE.V.Aに貼る場合は、油脂が浮き上がっていると、保護シートでも定着しなくなるため、その場合はご家庭の中性洗剤などで油脂を取り除いてから接着して下さい。


2.シートを接着面に貼る

定規をタオルで包むことでシートやタックルに傷がつかないようにします。

貼る位置を決め、シートをタックルに貼っていきます。
この時平行が取りづらい場合があるので、あらかじめマスキングテープやなければセロハンテープなどで平行などの貼る位置のアタリを取ります。


3.カッティングシートを接着面へ馴染ませる

カッティングシートのカス取り中の様子です。

シートを貼ったら、タックルにシートを馴染ませていきます。
当店では、スキージーという専用のヘラを使って馴染ませていきますが、ないご家庭のほうが多いかと思いますので、定規にタオルを巻きつけたものを使用しシートを馴染ませていきます。(タオルは何度も巻かずに一回だけ巻いてお使いください。)
コツは、真ん中から外へ空気を押し出すように強めに擦りつけていきます。

保護シート付きのネームシートの場合、まずアタリを付けたら左もしくは右端から逆方向に向けてシートを馴染ませていきます。
どちらかの端の中央からから上、中央から下というように外へ空気を追い出す要領でしっかりとシートを馴染ませます。


4.転写シートを剥がす

完成です。

シートをしっかりと擦り、タックルに馴染ませたら転写シートを剥がしていきます。

接着面となるだけ平行になるようにしながら、対角線へ向けてゆっくり剥がしていくときれいに剥がれます。

これで、接着は完璧!

当店が貼ってお送りしておりますネームの上には、渡船時、磯上での釣行時に他のタックルや岩肌との接触によるカッティングシートの剥がれを防ぐ、
透明の保護シートが付いております。そちらは剥がさないようご注意ください。


LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加